2011年10月09日
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ガンダムAGE第1話感想

Written By: トーノZERO連絡先

「どうしようかと思ったけれど、一応一言いっておこう」

「ガンダムAGEだね」

「ガンダムエイジだ」

「それで?」

「うむ。最初に結論を言おう」

「『僕の名はエイジ。地球は狙われている』」

「は?」

「そういう内容であった」

「どういう意味?」

「うろ覚えだが、レイズナーの第1話の最後の台詞がそんな感じであった」

「は?」

「つまりさ。ガンダムAGE第1話は、ファーストガンダム第1話をトレースしているように見せかけつつ、実はもっと違うストーリー骨格を持っているのだ」

「どういう意味だよ」

「コロニーに機械好きの少年がいて、ハロがいて女の子が来るのはファーストガンダムっぽさの偽装だってことだよ」

「なら正体は何だよ」

「レイズナーとバイファムだろう」

「どうして?」

「親から託されたロボを使うのは実はレイズナー的なのだ。ファーストガンダム的ではない。テムはアムロにガンダムを託してはいないのだ」

「じゃあ、バイファムというのは?」

「子供が兵器に乗って戦ってしまう世界観だよ」

「そうか」

「それに、正体不明の謎の敵というのも実はバイファム的だ。ファーストガンダム的ではない」

「ファーストガンダムの第1話の反復と考えると妙に煮え切らないのは、そのせいなんだね?」

「そうだ。ファーストガンダム第1話の反復なら、ヒロインは爆発で吹っ飛ばなきゃならん」

「そういうシーンに対応するシーンがないのは、実はファーストガンダムっぽさが見せかけだからね」

「うん。でも、残念ながらそのせいで少し焦点がぼやけた感がある」

「そうだね。子供が軍隊に出入りしている世界観は違和感があるね」

「ある意味でAパートはどうでも良くて、Bパートの緊迫感を楽しむ方がいいのかもしれない」

オマケ §

「日野晃博は、ファーストガンダム世代では無くZ世代であろう」

「それに意味があるの?」

「ある。コロニーに侵入した敵はたぶん3体で1体は赤い。この構成は、実はファーストガンダム第1話でコロニーに侵入したザク3機よりも、Zガンダム第1話でコロニーに侵入したリックディアス3機に近い」

「そういう意味でも、実はファーストガンダムっぽさは偽装ってことだね」

「もううろ覚えだから良く分からないけどな」